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比較演算子(Python)

2021年09月30日


比較演算子は左辺と右辺を比較し、その結果をTrueまたはFalseで返します。主に分岐処理や繰り返し処理で用います。

演算子概要
\<左辺が右辺より小さい場合にTrueを返す
\>右辺が左辺より小さい場合にTrueを返す
== 左辺と右辺の値が等しい場合にTrueを返す
\<=左辺が右辺以下の場合にTrueを返す
\>=右辺が左辺以下の場合にTrueを返す
!= 左辺と右辺の値が等しくない場合にTrueを返す
is [not] 左辺と右辺の値がオブジェクトが等しい場合にTrueを返す
[not] in 左辺が右辺に含まれているか、いないか
「<」「>」を用いた型が異なるデータの比較はエラーになります。それに対して「==」「!=」は異なる型でも比較は可能です。ただし一般的にはFalseを返します。また、異なる型でも数値と浮動小数点の比較は可能になります。


なお比較演算を行うときは型を意識して行うべきです。型によっては意外な結果も返される可能性があります。


リスト同士の比較にも比較演算子は利用できます。リストの比較演算は文字列の比較演算と同様で先頭から比較していき異なる要素のところで大小比較を行います。


浮動小数点の比較を行う場合、Decimal型、丸め単位による比較、isclose関数を用いた比較を用いると良いでしょう。


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