2014年12月16日(火)
先週末(12月7日)に今年最後の首都圏模試があり、当塾でも6年生、3名受験しました。
その結果は?というと・・・・・3名とも成績が上がりました。
1名は夏から当塾に入塾し今回の模試まで国語の偏差値が伸び続け、最終的に24アップしました。
国語の偏差値は半年間、落ちることなく常に上がり続けました。
少し神がかっている感じがしていますが一安心です。(普通の人の偏差値は、上がったり落ちたりして徐々に上がっていくものなので。)
また塾での学習方法は、週に3回、定期的に文章を読むことだけを徹底する方法をとっていました。
文章の内容は、最初は優しめの問題を中心に解いていましたが、徐々に難易度をあげて難しい問題を解いています。
授業で教えたことは、間違った問題だけではなく正解した問題に対しても「なぜそれが正解なのか」という理由と解法テクニックです。
国語の先生が、「なぜそれが正解なのか」という理由を聞くことは大切ですね。(ここが個別指導塾の強みですね)
また、他の教科の勉強に家庭学習の時間を割くため、宿題はなしにしていました。(そのために週3回、1教科(国語)だけで授業をとっていただいていました)
果たしてこの成績アップの要因は、「生徒の才能が開花したのか」、「それとも生徒の勉強効率が周りの勉強効率を上回ったのか」、私は後者だと思っています。
解けなかった問題が解けるようになって勉強が面白くなってきたんだと思います。その結果、効率が上がり周りをどんどん抜いていったんだと思います。
残りの2名は、小学6年生ですが10月の後半より受験勉強を始めた生徒です。
11月の模試はあまり結果が良くなかったのですが、12月は少しだけ成績が上がりました。
受験勉強を始めた時期が遅いということもあり、まだまだ学力の伸びが実感できないところです。
それでも、1名は算数の偏差値が7アップ国語の偏差値が11アップ、もう1名は国語の偏差値が少し落ちてしまいましたが、算数の偏差値が8アップしました。
(国語の偏差値が落ちた生徒も2科合計では、4アップしています)
2人とも、まだ基本的な学習(小学校での学習)がメインとなっているので、学力が身についたと実感できる時期は受験が終わってからでしょう。
今は、できるだけテクニックを身につけさせ、受験問題に少しでも対応できるように指導しています。
この2名もそろそろ過去問を解き始める時期にきましたので、(そろそろ解き始めないと受験に間に合わなそうなので)これからは学校の傾向に合わせた勉強にシフトしていきます。
これから受験を考えていらっしゃる小学生(1年生〜5年生)中学生(1年生、2年生)の保護者の方は、早めに受験の準備をするということが大切であるとご認識いただけるとよろしいかと思います。
ご家庭でできる勉強には限界があると思います。
一番わかりやすい例が、教材です。学校や塾にしか発売していない教材があります。(塾用教材はすごい数あります。)
インターネットが発達してオークションとかでも購入できる時期になりましたが、中身を確認できません。
塾であれば見本から中身を確認することで、様々な教材の選別ができます。
また、塾で作っている教材もあります。(たいていの塾は、教材を出版している会社に依頼して作っていただくのでクオリティは塾専用教材と変わりませんが)
上記のことは、塾に通うメリットの一部ですが、少なからず塾に通うメリットはあると思います。
お子様の偏差値、内申点が志望校に届いていない場合はいろいろな塾の体験授業を受けてみて入塾を検討してみてはいかがでしょうか。
(お子様の偏差値が志望校に届いている場合は、偏差値の推移の様子をみてご判断されたらいかがでしょうか。)
今週末は、当塾に通われている中3生がWもぎを受けます。果たして偏差値はあがるのか?また、ご報告させていただきます。