2014年10月 1日(水)
少し記事が古いですが、東京新聞に「国立大学の文系学部が廃止される可能性がある」という記事が載っていたようです。
文部科学省の報告書「「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)」を見ての記事でしょう。
詳細については、文部科学省のホームページをご覧下さい。
--->>> 国立大学法人評価委員会(第48回) 配付資料
--->>> 「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)(問題の記事?)
文部科学省では国立大学の「教員養成系、人文社会科学系」学部を「社会的要請の高い分野への転換」させたいようです。
(「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)の1ページ目の「◇組織の見直しに関する視点」をご参照ください。)
そのため、一概に文系学部を廃止したいわけではないようです。
報告された文章を読んでも、それ以上のことはわかりません。決して文系学部を廃止したいわけではないようにも読み取れます。(内情はわかりませんが)
とにかく、このままだと「社会的要請の低い」文系学部は廃止される可能性があるので、自分たちの学部は「社会的要請の高い」学部であることをアピールしなければならないでしょう。
そもそも、「社会的要請の高い」??が分かりませんが。。。
企業と共同研究して自立して組織経営(研究室経営)ができる学部でしょうか?
そうなると、理系の虚学分野の学部も危ないかもしれませんね。結果を残せない学部は、次々に廃止ということにならなければいいのですが。。。
私も大学で数学を専攻していたので、虚学分野の教授陣が「研究費」に無頓着なことは知っています。
いずれにせよ、文部科学省が打ち出す今後の方針に注目です。
(文系志望はみんな私立に行かないといけなくなる可能性がありますので。)